2008 初山歩き
と言っても…、僅か4km弱の低山ハイク、
いつもの吾妻山だったのだが…。
冬枯れの道を独りゆく。
久々の山歩きなので、ゆっくりペース。
汗をかかないようにゆく。
風はないものの、空気は冷たい。
頬が、冷えた桃のようだ。
結構寒いけれど、さすが桐生市民に愛される吾妻山。
ちらほらと登る人達が見うけられる。
のんびり歩くこと約30分。
頂上に着く。
頂上からは桐生の町が一望できるのみだった。
快晴の日なら富士山も見えるのになぁ…。
眺望はイマイチ。
それでも、軽く汗を流して、気分もいい。
下山するよりはもう少し歩きたい気分だったので、
奥のピーク(女山)に足をのばす。
本峰はいつも人で賑わうものの、
こちらにはあまり人は来ないらしく、とても静かだ。
眺望が望めないからだろうか?
それでも、樹の間越しに雪を被る赤城が見えた。
ノンビリしたい気分だったが、空気が冷たく、
体がすぐに冷えきってしまいそうだったので、
下山することにした。
本峰に戻ると、やはりこちらは賑わっていた。
賑やかな山頂を後に、冬枯れの道を、俺は独り下っていった。