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寅次郎がゆく!

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黒檜山 2014 初秋!?

20、21、23日休みと数日前に言われた。
しかし、直前になり、20日仕事で、21、22、23日と三連休にすると…!
しかししかし、20日になり、どうしても仕事が進まないので、
22日は仕事になり、暦通りの休みとなる。

二転三転、いやはやなんとも…である。




三連休なら、北アルプスのどこかでも行ったかもしれない。
けれど、一日休みが二回だ。

そんな中、船窪小屋道しるべの会の仲間・Eさんご夫妻らが
赤城に来るというのを数日前に言ってたのを思い出す。

特別予定もないし、せっかくだからと、ちょっくら顔をみにいく。

とは言え、数日来のハードな仕事がたたり、体は重め。
出発が遅れ、赤城の大洞の駐車場に着いたのは10時過ぎだった。

Eさんらは黒檜〜駒ヶ岳縦走らしい。

とすると、常識的に考えて、早くから歩き出すであろうEさんらのパーティに、
それがいくら大所帯とはいえ、追い付く可能性は極めて低い。

ならば、逆コースだ!
そうすれば、どこかで必ず会うだろうと…。

駒ヶ岳登山口から登り出す。

北海道やアルプスから紅葉の便りが聞こえても、
まだここにはその便りは聞こえない。

未だ青々とした緑の中を歩く。

さすがに、早い時間ではない為、登る人より、
下る人の方が多い。

駒ヶ岳へ続く稜線に出ると、おそろしい程の長い列の子供、保護者の
集団につかまる。

最後尾付近の人は道を譲ってくれたが、やがておばちゃんにひっかかったまま、
前方の子供達の大集団を見ながら、彼等の遅いペースに呑み込まれ、
駒ヶ岳まで、我慢の歩行を強いられる。

その大集団は予想通り、駒ヶ岳で休憩。

ここだと思い、パス。

そこから階段を下り始めると、○○さ〜ん!と聞き覚えのある声。

下から来た大きなパーティの後方で、Eさんが俺を見つけて、
呼んでくれたのだった。

久々の!?と言っても…、二ヶ月ぶりくらいか!?の再会を喜ぶ。

Eさんは俺より年下だけど、とてもしっかりしていて、
いつもやさしい言葉をかけてくれる。
本当にありがたい存在である。

まぁ、彼女からみたら、俺なんか、弟みたいな存在かもしれない…。(苦笑)
←って、完全に年の差が逆転してるやん!(苦笑)

その場で数分立ち話。

船窪小屋の小屋閉めでの再会を約束し、Eさんらは駒ヶ岳へ、
俺は黒檜へと向かう。

駒ヶ岳から一旦下り、黒檜へは登り返すのだが、
先週の薬師山行に比べれば、そんなものはたいしたことないアップダウンだ。

とはいえ、涼しい中を、汗をひたたらせながら登る。
黒檜山 2014 初秋!?_a0094280_1603425.jpg

黒檜山頂手前の鳥居まで来た。

今年の冬は、この鳥居のほとんどが雪で埋まっていた。
いつもは半分くらい出てるのに…。

それだけ、今年は雪が多く降ったんだなぁ。

写真だけ撮って、頂上へ。

頂上はそこそこの賑わい。
黒檜山 2014 初秋!?_a0094280_1604144.jpg

これまた写真だけ撮って…。

早く下山して、下界で昼飯を摂ることにしたためだ。

未だ昼前なので、まだまだ登ってくる登山者が結構いる。

案外滑りやすい道を、気をつけながら下る。

ここは、もしかしたら、俺的には積雪時の方が楽かもしれない。
とはいえ、アイゼンも付けず、ズリズリ滑りながら下るんだけど…。

でも、そういった練習!?してるからこそ、この夏、
劔沢雪渓を下るのに、アイゼンもピッケルもストックも無しでも、
さしたる困難も感じずに下れたのかもしれない!?

まぁ、そうは言っても、雪の状態が悪くなかったということも、
頭の片隅に入れておかなきゃならないだろう。
あの雪の状態には、困難を感じずに対応できただけと…。
黒檜山 2014 初秋!?_a0094280_1604761.jpg

猫岩付近!?から…。

未だ夏の気配の残る緑の中へ、
俺は昼飯のラーメンを楽しみに黙々と下っていった。



[コースタイム]
大洞駐車場(-/10:30)〜駒ヶ岳付近(11:02/11:07)〜
黒檜山頂上(11:24/11:27)〜黒檜山登山口(11:55)〜大洞駐車場(12:06/-)
by torajiro-joshu | 2014-09-21 22:59 | 山歩き

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


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