朝日岳〜雪倉岳(2日目) 1/2
小屋主の清水さんに訊ねた。
すると、どこに行くの?と…。
雪倉〜三国境〜白馬大池〜蓮華温泉というルートで明日帰ると答えると、
蓮華温泉〜朝日小屋間をどのくらいで歩いたか訊かれ、
自分が答えると、「それなら日帰りで行ける」と…。
ちなみに、「速い人で10時間、普通の人で12時間くらいよ」と…。
『じゃあ、8時間で…!』
俺は心の中の言葉を呑み込んだ。
しかし、グワッとアドレナリンが噴き出たようだった!?(笑)
明日は8時間で歩き抜こう。
そうすれば、6時に小屋を出ても、蓮華温泉に14時に到着。
まぁ、雨に見舞われることもないだろう。
5時からの朝食をたっぷりいただく。
天気はそこそこいい。
日本海、能登半島も見える。
しかし、今日も午後は雷雨の可能性ありとのこと。
ならば、尚更速く下山せねばなるまい。
左から雪倉、白馬、朝日。
近いせいなのか?雪倉の存在感が大きい。
先ずは、朝日岳に向けて出発。
朝日岳の頂上への途中から振り返ると、
朝日小屋が、やはりかわいい感じで見えていた。
登山道脇には、キヌガサソウ。
白馬岳のずっと右手に、劔岳が見えてきた!
今年の盆休み山行はあっちだ!
ずっと行ってみたかった、裏劔に行くつもり。
早くも、裏劔の絶景に思いを馳せた。
朝日岳頂上に着くと、先行者数人。
火打、妙高の山々だろうか?
太陽の光を浴びて、青く浮かんでいる。
頂上からの景色は昨日楽しんだので、
休まずに雪倉方面に向かう。
雪倉方面に向かう人は何人もいると聞いていたが、
朝食を食べた組では、自分が一番早くそちらに向かう
ことになったようだった。
誰もいない急坂を下りる。
草に付いた露がズボンの裾を濡らす。
ビミョーに冷たい。
水平道分岐付近の!?池塘だったか。
朝の光を浴びて、眩しい。
水平道分岐から、朝日岳方向を見る。
雪渓が不安定な為、今年は未だ開通していなかった。
小桜ヶ原より雪倉岳。
わかっていたけど、デカい!
ということは、登り返しも大きい…。
雪倉岳への登りの途中から劔岳。
景色もいい!
ムム…。
けれど、雲が怪しい…。
雪倉の頂上より。
途中、お花畑がとても綺麗だった。
やはり、ここも花の山である。
白馬が近くなった。
いい感じのトレイル。
のんびり歩くのも良さそう。
しかし…。
雲が更に怪しさを増している…。
雪倉からの下山中にみた花々。
それにしても、いろんな花が咲いている。
花好きには、たまらないトレイルだろうなと思う。
雪倉岳避難小屋を通過時に、小屋内をのぞいてみた。
結構綺麗で、いざという時には頼りになる感じ。
まぁ、避難するような状況に追い込まれたくないけど…。
雪倉岳は、白馬側からみると、本当にゆったりとしたトレイルといった感じ。
花の季節に、それらを愛でながら歩いたら、本当に気持ちいいだろう。
2/2へと続く。