赤岳(1日目) オーレン小屋まで
ここ伊勢崎は、自分が調べた限り、7月の第2土曜以降、
最高気温の平均が軽く37℃を越えていた…。
(↑ここはどこなんだ!?)
その上、どういうわけだか?伊勢崎は夜になっても気温は下がらず、
熱帯夜なんて甘いと感じる、超熱帯夜とも言うべき日が続く。
もはや人が住むところではないような気がしてくる。
暑さには比較的強い方だと思ってはいるが、
さすがにこの暑さには負けた。
昼間はなんとか我慢できるが、夜眠れず、疲れはたまる一方。
二連休を前に体調を少し崩した。
しかし、この異常な暑さの中家にいても、更に体調は悪くなるだろう。
ここは避暑も兼ねて、調子が良くなったら山歩きをしよう!ということで、
八ヶ岳のオーレン小屋に向かう。
登山口の桜平はかなり下の方まで路駐の車が溢れていた。
けれど、出発が遅い為、下山者の車のスペースが
できる筈と読み、上まで向かう。
果たして、漸く見付けたスペースに車を停め、歩き出す。
いつもなら歩く前にストレッチをするが、
異常なまでのアブが寄ってくる為、それはせずに、
逃げるようにオーレン小屋に向かう。
夏沢鉱泉までの道は広い林道だ。
少し怪しげな雲の下、どんどん登山者が下りてくる。
硫黄のにおいを感じたかと思ったら、そこは夏沢鉱泉だった。
そこからは登山道となった道を黙々と歩く。
雨が落ちてくるような雲ではないように思えたが、
雲が多く、また、時間もそんなに早くなかったし…。
15時前にオーレン小屋に着いた。
オーレン小屋
存外小屋は混んでいた。
家を出る前に小屋のホームページをチェックしたら、
17日は比較的空いていると書いてあったので、ちょっとびっくりした。
ここの小屋には風呂がある。
こちらのスタッフに勧められ、早速お風呂に入った。
檜のお風呂がとても心地よかった。
ひと風呂浴びた後、小屋前のベンチでビール。
たいして歩いてはいないが、爽やかな涼しさの下、
至福の一本、いや、二本だった。(笑)
ここでは御一緒させていただいた、長野・和歌山の親娘さんや、
名古屋の青年等と楽しく会話させていただいた。
夕食の「さくら鍋」
(自分で煮るので、盛りつけが雑です…。ピントもきてない…。)
独りでも、ちゃんと一つの鍋を用意してくれる。
これは嬉しい。
肉もクセがなく、やわらかくてウマい。
甘辛い味付けは、汗をかいた後には特にいいかも。
ビールよりも日本酒向きか?
日本酒と一緒にいただけば良かったかもと、ちょっぴり後悔。
他にも天ぷら、南瓜のサラダ、酢の物等が供された。
どれもウマく、山小屋とは思えない贅沢さだった。
朝食
ウィンナー、鯖の塩焼き、ふきの煮物!?、漬物等。
ふりかけも自由に選べた。
朝起きたら、体調はかなり良かった。
涼しさが体調を回復させてくれたのかもしれない。
朝からワシワシと食べ、赤岳に向かうことにする。
出発時、偶然一緒だった長野・和歌山の親娘さんに挨拶して、
ゆるやかな道を俺は独り夏沢峠に向かった。
こちらの小屋はとてもいい雰囲気で、お風呂もあり、快適だった。
いつかまた訪ねてみたい。
[コースタイム]
桜平(-/14:11)〜夏沢鉱泉(14:30)〜オーレン小屋(14:59/-)