寅次郎がゆく!

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戸隠山

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蟻ノ戸渡をゆく登山者

ここの核心部は、広いところでも幅100cmもないくらい、
狭いところでは幅30cm位のナイフリッジ。
なかなか迫力のあるところだ。



山仲間のたけさんから誘っていただき、
「関東支部大会・第二弾 紅葉狩りの戸隠」なる山行に参加させていただいた。

この日の山行のメンバーは総勢10人。
いつものメンバーも強者ばかりだが、こちらのメンバーも同様に強者ばかり。
半数以上の方とは初対面ということもあるし、
迷惑かけやしないか、少し心配だった。
(こう見えて、案外人見知りするし…。)

長野駅前に集合。
簡単な自己紹介の後、3台の車に分乗し、戸隠に向け出発。

我が車には、久々にお会いしたあひるさん(←先週も御一緒しただろ!笑)、
しおさん、俺の3人だった。
後に、この3人で”チーム・モンブラン”を結成することになる!?(笑)

戸隠への道は快適に走れ、紅葉を愛でながら、話を楽しみながら、
あっと言う間に奥社入口の駐車場へと着いた。

天気は快晴。
屏風のような戸隠山が綺麗に聳えていた。
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戸隠奥社入口

鳥居を潜って、先ずは戸隠奥社へと向かう。
随神門を過ぎると、樹齢300年を越すと言われる杉並木が続く。
なんだか気が引き締まるような気がした。

奥社のほんの少し手前まで来たが、
我らは参拝に来た訳ではないので、奥社には寄らず、
奥社脇から山頂へと向かう道へとすぐに進んでいった。

すると、いきなりの急登。
結構ハード。
けれど、一週間前に上州武尊の急登を歩いているので、
そんなにキツいとは思わなかった。
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駐車場で見た時よりも、山の端のギザギザがハッキリしてきた。
結構近付いた感じ。
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西岳!?方面を望む。
その向こうには北アルプス、槍〜穂の稜線!?まで見えた。
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五十間長屋、百間長屋を過ぎると、鎖場が現れる。
いよいよ、本日の”おいしいところ”に差し掛かってきた。(笑)

ガツガツ登ってきたオッサンがいたので、道を譲った。
すると、俺の前を歩くあひるさんが「ラーク(落石)」と叫ぶ。
えっ!と思い上を向くと、5cmくらいの石が唸りをあげて落ちてきた。
瞬時に左に避けた。
当たらなかったからいいけど、当たってたら、きっと怪我してた。
しかも顔に…。

ガツガツしたオッサンは、石を落としたのにも関わらず、
振り向くこともなく、謝ることもなく、ガツガツ登ってゆくだけだった…。
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鎖場が連続する。
先行するメンバーの登りを見つめ、順番を待つ。
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縦に登った後、トラバースがあったりして、なかなか面白い。
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パーティのトップは「あんな上にいるの!?」と思うような、
長い長い急登を登ってゆく。(ここは胸突き岩)

それにしても、このメンバーもすごい。
みんな楽々と登ってゆく。
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急登を登り、トラバース気味に歩くと、本日のメイン・蟻ノ戸渡。
たしかに細い道だ。
すれ違いはないだろうが、すれ違いはイヤだし、
風があったら、かなりイヤな道だ。
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たけさんの旦那が、ザイルをフィクス。

その間、やることがないのでおにぎりを食らう。

その時だった…。
ラーク!

おにぎりの鮭が落下していった…。
なかなかウマいヤツだったのに…。

おにぎりを食べ終わり、自分の順番が来たので、戸渡を歩いてゆくと、
たしかに細いところはかなり細いが、
高度感という面では、表妙義の方が遥かに上と感じた。
それでも、戸渡もかなり面白かった。
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ザイル等の回収をするあひるさん。
カッコいい!

自分はクライミングとは無縁な男なので、
それらの道具を軽く扱っているのを見ると、すごい!と思う。
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高妻山(右)から乙妻山へと続く稜線

蟻ノ戸渡を越え、ふたたび急登を詰めると、
展望が大きく広がる八方睨なるピークに出る。
そこから見る高妻山は、かなりの迫力だった。
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八方睨から一旦下り、戸隠山へと登り返す。

片側はスパッと切れ落ちてはいるが、気持ちのいい稜線となる。
進行方向右手はかなり見晴らしがいい。

日なたの道はすごく快適。
だが、笹薮の中は結構ぬかるんでいて、歩きにくかった。
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振り返り、蟻ノ戸渡を見ると、
戸渡をゆく登山者が、本当に蟻のように見えた。
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面白い造形の岩場

戸渡ではほとんど風を感じなかったが、八方睨を過ぎる頃から
少し風を感じるようになる。

お昼にしようにもなかなか昼めしを食べるのに適した場所がなく、
九頭竜山のほんの少し手前の見晴らしのいい場所で昼めしとする。

晴れて陽射しが強いとはいえ、休んでいると、
さすがに体が冷えた。
けれど、ワイワイ言いながらの昼めしは賑やかで楽しかった。

10人もの人間での山歩きは、そう言えば、高校の時以来だったかなぁ。
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屏風岩を眺める。
たしかに、縦のウネウネが屏風のようだった。

その屏風岩の頭を越え、ふたたび現れた急坂を下ってゆく。

一不動避難小屋前に出ると、そこは登山者であふれていた。

戸隠牧場にて、ひゃあひゃあさん一家との待ち合わせがある。
我らはその牧場を眼下に見ながら、沢沿いの道を下ってゆく。
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日陰に入った鎖場をいくつか越え、何度も沢を渡り、
グングン道を下ってゆく。
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陽が翳り、尾根の半分から下は手前の尾根の陰に塗りつぶされた。

ほどなく、道は牧草地帯の緑となった。
爽やかな緑の中を10人の登山者は思い思いに歩いていった。

ひゃあひゃあさん一家が笑顔で出迎えてくれた。
戸隠山行は静かに終わった。

今回、このような楽しい山行を企画して下さった美穂高さん、たけさん、
御一緒させていただいたたけさんの旦那さん、しおさん、あひるさん、
三鷹のあなぐまさん、低気圧ガールさん、Tさん、Oさん、
また、遥々いらっしゃった上に廻送までしてくださったマスターさん、
ひゃあひゃあさん、可愛いベイビーちゃん、
みなさん、どうもありがとうございました。
機会あらば、いつかまた御一緒しましょう。


御一緒したあひるさん目線の楽しい山行記はこちらよりご覧下さい。




[コースタイム]
戸隠奥社駐車場(-/7:20)〜随神門(7:44/7:54)〜
戸隠奥社直下(8:04/8:09)〜八方睨(10:40/10:55)〜
戸隠山(11:08/11:14)〜九頭竜山手前(12:01/12:59)〜
戸隠牧場入口(15:20/-)
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Commented by くに at 2009-11-11 18:24 x
話では聞いてましたが、なかなかのものですね
鮭のラークには笑わせて貰いました
素晴らしいお仲間との山歩き、羨ましい限りです
場面毎の見事な写真で、少し行った気にさせてくれる寅次郎さんの記事に拍手です
Commented by takebow at 2009-11-11 18:39 x
修験道の山という感じですね。とてもスリル満点、な割りに登山者が多いのですね。ホント良いところですね。
Commented by torapoe at 2009-11-11 18:49
戸隠ってこんなにエッジの多い山だったんですね〜。
難所も多そうですが、そそられます、こういう山。
若い時に行っておくんだったな〜。
Commented by torajiro-joshu at 2009-11-11 20:16
★くにさん、こんにちは。
部分的にかなりのナイフリッジ状のところがありました。
高所恐怖症の人だとちょっとキツいかも。

鮭の”ラク”にはショックをうけましたね。
野沢菜と鮭のおにぎりで、おそらく長野付近限定!?のもの
だったみたいなので、余計に…。

写真のデキはともかく、戸隠山の雰囲気が伝わったなら、
俺としても嬉しい限りです。
Commented by torajiro-joshu at 2009-11-11 20:20
★takebowさん、こんにちは。
たしかに、「修験道の山」って感じでしたね。

鎖場好きな人なら、かなり楽しめるような気がします。

蟻の戸渡は、ナイフリッジの上をゆくルートだけでなく、
トラバース・ルートもあるので、案外登山者が多いのかもしれません。
まぁ、それの前も結構鎖場があるんですけどね。
Commented by torajiro-joshu at 2009-11-11 20:30
★とらぽぉさん、こんにちは。
かなりギザギザの山でしたよ。

奥社から戸隠山に登り、牧場に下山するルートでは、
難所(”おいしいところ”)は前半に集中します。

それゆえ、自分なんかは後半はちょっと気が抜けてしまった
ということは否定できません。
そういう時ほど事故が起きやすいので、注意しなきゃならないですよね。

>難所も多そうですが、そそられます、こういう山。
若い時に行っておくんだったな〜。

何を仰ってるんですか〜!(笑)
とらぽぉさんは俺より若いでしょ。
充分行けますよ。
60代くらいの登山者だって結構登っていたし…。
機会あらば、とらぽぉさんも是非登ってみて下さい。
Commented by けろぼうず at 2009-11-11 22:41 x
寅さん、先日はどうもありがとうございました。

しかし戸隠山は、見た感じまんま妙義山そのものですね。
蟻の戸渡りは、近くからの写真だとよくわからないのですが、
遠方からの写真だと結構な高度感です。

う~む、確かにオイシそう・・・(笑)
しかし高度感というものは、だんだんマヒしてきますね。
いや~アブない、アブない・・・

戸隠山は是非一度行ってみたいですな。
Commented by あひる at 2009-11-12 01:18 x
”チーム・モンブラン”のあひるです。
あれ?余分三兄弟?ん?これは解散済み?
毎度ながらお世話になりました。
お久しぶりでしたね(・・・って違う!)

戸隠は予想に違わぬ良い眺めでした。
高度感もなかなか、、、
トワタリは、、、意外とフツーでしたね(笑)

ザイルは私は回収しただけですので、
キチッとフィックスされた、たけ旦那様のお陰です。
それにしても回収時、後ろのおじさん達が皆見つめてたんですね、気付かなかったです。
さて、そろそろ寅次郎さんもクライミングデビューでしょうか?(^^)v

今回も楽しい山行にご一緒出来てよかったです。
ありがとうございました。
また是非ご一緒しましょう。


Commented by torajiro-joshu at 2009-11-12 21:57
★けろぼうずさん、こんにちは。
こちらこそ、先日はどうもありがとうございました。
とても楽しかったですね。(笑)

戸隠と妙義はたしかに似てますね。
ギザギザとか絶壁とか…。
でも、絶壁の迫力という点では、妙義の方が上と俺は思います。

戸隠も妙義同様に楽しめますので、
その高度感を味わいに、いつか行ってみましょう。
麓にキャンプ場があるので、下山後にそこに泊まるなんてのも
面白いかもしれませんね。(笑)
Commented by torajiro-joshu at 2009-11-12 22:20
★あひるさん、こんにちは。
”チーム・モンブラン”ではお世話になりました。(笑)
「余分三兄弟」は白金ビーチくんが行方不明なので!?
けろぼうずさんが加入し、新生「余分山兄弟」として
新たに活動しようかと…!?(笑)

戸隠山の見晴らしは、たしかに良かったですね。
戸渡は…、長くなった大砲岩といった感じでしょうか?
落ちた時の危険度からすれば、大砲岩の方が上かもしれないですね。

>ザイルは私は回収しただけですので、
キチッとフィックスされた、たけ旦那様のお陰です。
それにしても回収時、後ろのおじさん達が皆見つめてたんですね、気付かなかったです。
さて、そろそろ寅次郎さんもクライミングデビューでしょうか?(^^)v

たけさんの旦那さんもすごく活躍されてましたが…、
残念ながら、遠過ぎて写真におさめられませんでした…。(涙)

あひるさんの後にはギャラリーがいっぱいいたんですよ。
みんな見てましたよ。(笑)

クライミングデビュー!?
いやいや、やめといた方がいいでしょう。
ハマると怖いので…。(笑)

こちらこそ、今回も色々とありがとうございました。
是非またご一緒しましょう。(笑)
Commented by 美穂高 at 2009-11-13 23:23 x
寅次郎さん、
遊びにきましたよ!
この度は、いろいろとお世話になり、楽しい山行をありがとうございました。自分たちの写真付きの山行記録って嬉しいもんですね。懐かしいなぁ~。

戸隠山は・・・そうね、寅次郎さんには物足りなかったのでは?「美味しいところ」は前半に集中してますもんね!(笑)次回の「余分山兄弟」のお出掛けでは、西岳側から登って蟻の戸渡りを逆走して下ってみては?「美味しいところ」だけの山行になるかもよ。

マイカーの出動やら”チーム・モンブラン”の迅速な行動のお陰で、こちら”チーム・きときと”も席取りに専念できましたし、大変美味しいデザートにまでありつけました。(笑)ありがとうございました。お天気にも恵まれて、何よりご一緒したメンバーに恵まれて、本当に楽しかった!!またの機会があるかどうかはわかりませんが・・・いつかまたご一緒できることを楽しみにしております。そうだ!ねぇ、あひるさんとも一緒に早月行こうよ、早月!(笑)
Commented by torajiro-joshu at 2009-11-14 17:00
★美穂高さん、こんにちは。
ようこそ。(笑)
こちらこそ、色々とお世話になり、また、楽しい大人数での山行を
どうもありがとうございました。

事後承諾となってしまいますが、大きなサイズでのお姿
拝借したことをどうぞご了承下さい。

「戸隠山は…物足りな」かったなんてことは、全然ありませんよ。
すごく楽しかったです。
「おいしいところ」だけの山行もいいですね。
「戸渡を逆走」も面白そう。
では、「余分山兄弟」で…!?(笑)

”チーム・きときと”のみなさんもお疲れ様でした。
個室だったので、ゆっくり且つワイワイできて、
すごく楽しかったですね。
ありがとうございました。

是非またいつか御一緒しましょう。
今度は、チーム…何になるのか?(笑)

「早月」ですか?
「早月」日帰り!?(笑)
それも楽しそうですが、富山まで行って日帰りはもったいないですよね。
じゃあ、もっと奥まで…!?(笑)
Commented by 美穂高 at 2009-11-17 13:20 x
個室といえば・・・
「あの部屋に12人も入ったの初めてなんですけど・・・大丈夫でしたか?」とお店の方に笑われてしまいました。
どうやら、きときと長野に記録を作ってしまったらしい・・・(汗)
「ハイお茶!ハイ醤油!ハイ新幹線!え、この寿司、何?!・・・」(爆)
楽しい思い出です。

は、早月を日帰りですか?!
そ~れはちょっともったいないっていうか・・・無理っ!(笑)
行きましょう、行きましょう、ズズズイっと奥まで。
で・・・どっちへ?(笑)
きっと、寅次郎さんやあひるさんなんかは、あっちの稜線に進みたいのだろうけどぉ・・・そしたら私はついて行けないよぉ・・・(涙)
じゃあ、一旦解散して「裏」で再会?!(爆)


Commented by torajiro-joshu at 2009-11-17 21:13
★美穂高さん、こんにちは。
「きときと長野」にて新記録ですか!?
う〜む…。
車両の運行を遅らせたりしちゃいましたし、
印象に残る客だったことは間違いないかな!?
それにしても、賑やかで楽しい寿司パーティでしたね。(笑)
みんなでまた食べたいな〜!

「あっちの稜線」は、俺も無理です。
あひるさんみたいに道具が使えるわけじゃないし…。(涙)
基本的に、俺はハイカーなもんで…。

「裏」はすごく魅力的ですね〜!
仙人池に行きたい!
実は、劔に登るよりも仙人池に行くことの方に魅力を感じるくらいです。
Commented by たけ at 2009-12-13 17:49 x
寅次郎さん、ご無沙汰しています。
戸隠山では大変お世話になりました。
お約束の焼き饅頭もとってもおいしかったです。
いつもありがとうございます。
下山後はひゃあひゃあさんご一家も合流し
とても楽しい1日でした。
また近いうちにご一緒できる日を楽しみにしています。
もちろん、早月は私も参加ですよ~
よろしくお願いします。
Commented by torajiro-joshu at 2009-12-14 21:49
★たけさん、こんにちは。
こちらこそ、御無沙汰しております。
また、大変にお世話になりました。

焼まんじゅう、ウマかったなら良かったです。
機会あらば、また山で焼きますよ!(笑)

あの日は、山歩きは勿論のこと、
ひゃあひゃあさん御一家も参加の下山祝いも
本当に楽しかったですね。(笑)

是非、また御一緒しましょう!
で、「早月」…、本当に催行か!?(笑)
そしたら、これが「第三弾」!?(笑)
その時はまたよろしくお願いします。
by torajiro-joshu | 2009-10-31 21:26 | 山歩き | Comments(16)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu