寅次郎がゆく!

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仙人ヶ岳

日帰りで山歩きをしたかったので、足利と桐生の境にある仙人ヶ岳に行ってみた。
ここは前々から行こうと思っていたのだが、道を間違えたりして登山口に着けず、
違う山に行ってしまったりしたので、今回が初めてだった。



最初は、軽トラなら入っていけそうな道を進んでゆく。
鬱蒼とした杉林の中の道で、少し暗い感じ。
次第に道は細くなり、登山道になってゆく。
というか、ライトな沢歩きといった感じか。
何度も小さな沢を右に左に飛び越えたり、
今にも朽ちて落ちそうになっている橋を渡ったり…。

歩いて15分位すると、前方の足下で…、何かが動く。
ウギャ…。
へ、へ、ヘビだ…。
1m近くありそうな、おそらくアオダイショウが…。
俺は泣きそうになった…。
俺、ヘビと毛虫はダメなんだよ…。
幸いにもヘビは逃げていったので良かったが、
今度ヘビが出てきたら、本当に下山しようかと思った…。

泣きそうになりながらも、俺は前進していった。
すると、小さな滝が現れたり、
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生不動が現れた。
こういった不動様は巨岩をバックにしていることが極めて多いが、
こちらの不動様もやはりそうだった。

不動様で安全登山のお祈りをした後、黙々と歩いてゆく。
「熊の分岐」なる所に出る、少し前のことだった。
目を瞑り、顔の汗を拭い、目を開くと…、左目が霞む。
ぼんやりとしか見えない…。
コンタクトがずれたようだ…。
左目を病気した時に、左のコンタクト・レンズだけ径を小さくしたのだ。
それが、ずれたのだった…。

よりによって、こんな時に…。
生憎、鏡は持っていない。
分岐点まで取り敢えず出て、そこでコンタクトが元に戻らなかったら、
下山することにした。

分岐点でコンタクトを元に戻そうと試みる。
幸いにも風が吹いていなかったので、落ち着いて出来たのが
良かったのか?コンタクトはすんなり元に戻った。
なので、頂上へと向かう。

分岐からは尾根歩き。
けれど、木が覆い茂っている為、展望は全く良くない。
それでも、黙々と歩いてゆくと…、
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仙人ヶ岳頂上。
やはり、展望は良くない。
木々の間から足利の街や赤城が見える程度だった。

頂上には、幸手から来られたというおじさんがいたのみ。
後は誰もおらず、静かなもんだった。

木々に囲まれているにも関わらず、存外風があり、体が冷える。
なので、昼飯を食らい、すぐに下山する。

帰りは尾根を歩くコースでゆく。
途中で、山頂で会ったおじさんに道を譲ってもらう。

尾根道を20分位歩いたろうか?
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突然、視界が開け、松田ダム!?が眼下に見える。
今日一番の展望。
写真を撮っていると、先程のおじさんがやってきた。
おじさんはここで昼食。
俺もここで昼飯を食えば良かったな…と思う。

展望を楽しみ、またすぐに歩き出す。
先に見える登山道は結構アップ・ダウンがある感じ。
けれど、見晴らしがいいので、気分よく歩けるだろう。
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眼下に見えるダムや景色を楽しみながら、下ってゆく。
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すると、いきなり鎖場が現れた。
これが、犬帰り。(この写真は、下ってから撮ったものです。)

たしかに、犬は登れないで帰るでしょう。(笑)
結構急な鎖場(巻き道もあり)だった。10m位あったような…。
下るのも厳しいでしょうね。(笑)

こっちの尾根のコースは、なかなか面白い。
展望もそこそこいいし、岩土混じりの道で、退屈せずに登れる。
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展望が開けてからは、なんとなく西上州を思わせる山の姿だった。

やがて杉林の中に入り、下ってゆくと、怪し気な標識。
頭の中の方向と、実際の標識が一致しない。
う〜む…。
途中で案内図を無くしたので、標識を信じるしかない。
なので、標識通りに進んでゆくと、間もなく車道に出た。
後は、車を停めた所まで戻るだけだ。
およそ15分かな…。

しか〜し、車道に出た所には標識はないので、
今度は自分の勘を頼りに進む。
が…、その勘は間違っていた…。
反対方向に進んでいた…。

歩いていて、ものすごく怪しい感じがしたので、
道をゆくおばあさんに尋ねると、果たして反対方向であることが判明…。

う〜む…。
結果的には約1時間のロス…。
仕方なく、来た道を戻ると、さっきの車道に出た所に
さっきのおじさんがひょっこり現れた。
よく遇いますね〜。なんかルー◯のコマーシャルみたい。
え〜、もちろん、僕は坂◯憲二役と言うことで…。(爆)

駐車場に戻る迄の間、おじさんとコースの怪しさのことを話しながら歩く。
おじさんもやはりおかしいと思ったらしい。

駐車場付近の案内板まで戻り、その怪しいと感じた原因が遂に判明。
トンネルのある車道に直に出ると考えていたら、
実際にはトンネルの上を通り、道の反対側から車道に出ていたので、
180°方向は違ってしまったのだった…。

う〜む…。
低山とはいえ、ちゃんと下調べして行かなきゃダメですね。
今回の大いなる反省事項です。

それはさておき、このコースは案外楽しむことができました。
ヘビさえでなければ、また歩いてみたい低山です。



コース・タイム
岩切登山口(-/10:40)〜生不動(11:05/11:08)〜
熊の分岐(11:27/11:30)〜仙人ヶ岳(11:44/12:12)〜
猪子トンネル西(13:56)〜[松田方面迷走]〜猪子トンネル西(14:45)
岩切登山口(15:00/-)
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Commented by あひる at 2008-10-13 01:10 x
一瞬仙丈ヶ岳かと思いました・・・
稜線の雰囲気は確かに西上州妙義方面を彷彿としますね。

しかしこれはまたトリッキーな登山道ですね・・・
まさか道路の反対側から出てきたとは思わないでしょうから。
お疲れ様でした<(_ _)>。

そう言えば先日両神山行った時、間違って全く反対側に下山し、タクシーで1時間かけて駐車場まで戻ってきたという、(ある意味)強者がいました。最後まで下ってしまうところが凄すぎます。
彼らなら寅次郎さんのように不思議にすら思わなかったでしょう(^^;
Commented by dr_suzuki at 2008-10-13 08:29
そこでGPSですよ、ダンナ!
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-13 22:00
>あひるさん、こんにちは。
ハハハ…。仙丈と勘違いしますよね。(笑)

この三連休、本当は仙丈、甲斐駒に行くつもりでした。
日帰りでしか行けなかったので、足利の仙人にしました。
意外に面白い山で、尾根コースは本当に西上州ぽい感じでした。

トンネル周辺の道にはヤラれました…。
お蔭で1時間近く迷走してしまいました…。

両神の「強者」はスゴいですね!
途中で不思議に思えよ!って感じですね。(笑)
まぁ、私も大きなことは言えませんが…。
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-13 22:03
>すずきさん、こんにちは。
そうですよね。
GPS、スゲー欲しいです!
でも、まだまだ高いんですよね…。

明日、toto BIGの一等の当り券を買ってきます。
6億もあれば、二つくらい買えます。(爆)
Commented by photokarin at 2008-10-16 19:43
鎖・・・これを使ってこの崖を登ったのですか??
すごいですねー!
私も低い山(?)の遊歩道を歩いてきたのですが
20分程の山道で死にそうになりました(笑)
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-16 22:21
>花梨さん、こんにちは。
え〜と…ですね…。
すみません。そう思われますよね…。
説明不足でした。
後で修正しますが、ここは下りました。
この鎖場、見た目ほどはすごくはなく、鎖は使わずに下りてきました。
一カ所少しイヤらしい場所がありましたが、なんとかなりました。(笑)

花梨さんもプチ山歩きをされたんですね!
「20分程の山道で死にそうになりました(笑)」か!
はじめのうちは、みんなそうだと思いますよ。
僕も”大昔”はそうでしたから…。(笑)

ここで、疲れない歩き方のポイントを二つ!
①歩幅は狭く(大股で歩かない)。
②地面に対してフラットに着地する(足裏全体で着地する感じです)。
以上の二点に気を付ければ、少しは疲れが出難いかと思います。
次回は実践してみて下さい。(笑)
by torajiro-joshu | 2008-10-12 23:44 | 山歩き | Comments(6)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu