寅次郎がゆく!

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アヤメ平

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アヤメ平より至仏山方面を望む。

本当なら一泊二日で、北アルプスの、とある所に行こうと思っていたのだが…。(涙)
わけあって行けなくなり、その代わりに日帰りで尾瀬のアヤメ平に行ってみた。
終日快晴に近い天気で、また、木々も赤や黄色に紅葉もし始めていて、
なかなか楽しい山歩きとなった。



アヤメ平の手前の富士見小屋迄は、富士見下より約6kmの
林道歩きとなる為、鳩待峠や大清水といった登山口と比べて、
登山者を見かけることはあまり多くない。
林道歩き(往復12〜13km)に限れば、追い抜いた登山者、
すれ違った登山者を合わせても10人ほどだった。

この時期で、それくらいの人としかすれ違わないなんて、
ある意味、狙い目なのかもしれない。
もっとも、すぐに湿原や沼が見たい人にはあまりお勧めしない。
静かな山歩きをしたい人、混雑時期の都会並みの喧噪を避けて
尾瀬ケ原に行きたい人には、かなりお薦めのコースかもしれない。
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林道に差す光は夏の名残を見せていた。
けれど、すぐ脇に目を見やれば、木々が紅に黄に色付き、
また、上に目を見やれば、空の青さ、雲の形が秋の訪れを告げていた。
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アヤメ平、横田代の南斜面が額縁の中の絵のように見えた。
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大きく傾いた一本の木が青空の中に映えていた。
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富士見小屋
名前の通り、天気のいい日には、小屋から富士山が見える。
この日は快晴だったものの、生憎、富士山は見えなかった。

小屋のご主人には久々にお会いした。
以前と変わらず、とても元気そうだった。

4〜5年振りだったろうか?
富士見小屋には、繁忙期に一日だけ小屋の手伝いに来たことがある。
一日だけの手伝いだったが、すごく懐かしい気がした。
ちなみに、こちらの小屋の夕食、かなりボリュームがあります。
あまりに量が多過ぎて、食べ切れない方が続出でした。

小屋のコーヒーを飲み、暫し休憩。
ご主人と少し話をしてから、アヤメ平に向かう。
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小田代
さすがに紅葉時期!
思ったよりも登山者が多い!
それはさておき、風に揺れる草紅葉が綺麗だった。
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アヤメ平へ向かう道
左側は結構切り立っている。
(2枚目の写真の斜面の上です。)
空に向かう木道のようで気持ちいい。
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崖の右側がアヤメ平
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崖の上の天空の木道から振り返ると、燧ヶ岳が綺麗に見えた。
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アヤメ平
草紅葉が本当に綺麗だった。
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アヤメ平より燧ヶ岳
尾瀬ケ原から見ると、かなり大きく見えるが、ここからはほぼ目の高さ。
威圧感は少ない。
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雲が目の高さに見える。
のんびりした風景の中にいるのに、雲がすごく近い感じ。
木道の向こうには雲があり、その雲に乗れるんじゃないかと
錯覚しそうになった。

湿原脇の休憩できる所では、登山客がいっぱいで、
休むことができないので、先に進み、そこで昼飯とした。
アヤメ平の一本西の、その休憩できる場所は、
南方が開けていて、日光白根や赤城が綺麗に見えた。

小屋を出て稜線に出ると、風が吹いていて、
動いていないと寒い位だった。
いくらあたたかい日だったとはいえ、さすがに標高2000m、
下界とは少し寒さの質が違う。
昼飯の時には、しっかりフリースを着込んだ。
そこはもう確実に秋なんだと実感する。

コンビニのおにぎりも、素晴らしい展望を前にして食べると
ウマさが数倍アップする。
のんびり景色を愛でながらおにぎりを食べ、ゆっくりと休んだ。
食後にコーヒーでも飲もう…。
……。
ガス・ストーブは持ってきてはいたが…、コーヒーを忘れていた…。
間抜けだ…。
仕方ないので、コーヒーは諦め、戻ることにする。
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逆光に照らされた木々の葉が綺麗だった。
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アヤメ平の南斜面は、光に照らされ輝いていた。
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小田代から燧ヶ岳
往きには人であふれていたので、帰りに寄ってみた。
静かに水をたたえた沼がとても綺麗だった。

富士見小屋まで戻り、ふたたび大休止とする。
小屋前のひだまりはかなり暖かく、稜線上とは別世界だった。
しばらく景色を眺めた後、小屋のご主人に挨拶をしてから下山する。
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登りの時よりも下りの時の方が、光が強かったからだろう、
木々の葉が鮮やかに見えた。

数年振りのアヤメ平、紅葉時期には初めて行ってみたが、
尾瀬ケ原や尾瀬沼の喧噪とは比べ物にならない程静かで、
のんびり歩くにはいい山だと、あらためて思った。



コース・タイム
富士見下(-/10:15)〜富士見小屋(11:33/11:55)〜
1968mピーク西方(12:22/13:15)〜富士見小屋(13:50/14:27)〜
富士見下(15:29/-)
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Commented by あひる@旅 at 2008-10-05 20:49 x
4日昼!私の知人から「至仏山晴天!」とメールが来ました。
良い天気だったみたいですね。
黄金色が良い雰囲気を出していますね!

あ、実は、、、もう一つあったりします、ブログ(^^;
殆ど停止中デスが・・・
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-05 22:56
>あひる@旅さん、こんにちは。
天気は抜群でした!
終日快晴といってもいい程でした。
アヤメ平、草紅葉がすごく綺麗でした。

ところで、「もう一つ」ブログを管理されているんですか!
そりゃすごい!
また、覗かせていただきますね。
Commented by tanokyu at 2008-10-06 08:54 x
久々の山行レポート待ってました!!
静かな高層湿原をゆっくりと歩く寅次郎さんが、目に浮かびます。
この時期の尾瀬はアヤメ平がいいですね。
Commented by kawasemi104 at 2008-10-06 17:38
タノキュウーさん同様の大人の山歩きって感じだね。
写真を眺めていたらまた尾瀬に行きたくなりました。
それにしても天気が良くて羨ましいなぁ・・・
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-06 21:01
>田能久さん、こんにちは。
お待たせしました。(笑)
最近は、吾妻山(桐生)以外の山には行っていなかったもんで…。

アヤメ平は、尾瀬ケ原や尾瀬沼のように半ば”観光地化”されていることがないので、静かな山歩きが楽しめ、とてもいいですよね。
尾瀬の残された楽園といった所でしょうか。
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-06 21:19
>かわせみさん、こんにちは。
”基本的には”、静かな山歩きが楽しめました。
さすがにアヤメ平の休憩できる所では、
そういう風には行きませんでしたけど…。

仕方のないことかもしれませんが、休める所が少ない為か!?
木道上にどっかりと座り込んで休んでいる高年(つまりは道を封鎖している!)のオバヤンや、シャッター・チャンス待ち!?の間に、やはり木道の上にどっかり
座り込んで、ビールなんか飲んでる高年のオッサンがいたりして、
静かな山域も、そんなマナーの悪い登山者が
少し不愉快な気持ちにさせてくれました。

アヤメ平、天気だけは間違いなく素晴らしいものでした。
晴天を狙って、是非行ってみて下さい。
Commented by photokarin at 2008-10-07 00:07
この時期の山歩きはいいですね〜。
私も・・・登ってみたいのですがなかなか(笑)
でも、自分の足で登って見る景色と言うものは
格別なんでしょうね。
Commented by kawasemi104 at 2008-10-07 00:09
あらら、そう言う輩がいると静かな尾瀬も台無しだねぇ。
こう言った事はブログに載せた方がいいかもしれないね。さりげなくだけど。
Commented by sanzokuame at 2008-10-07 18:21
天空の楽園、静かで良さそうだね。
メインストリートだけでなく、たまには渋くこっちを歩いてみようかな。
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-07 21:42
>花梨さん、ふたたびこんにちは。
この時期は涼しいし、木々の葉の色付きもすごく綺麗なので、
山歩きにはとてもいいですね。(笑)

あっ、そうだ!
花梨さんは写真をやってらっしゃるんだから、山の風景や植物、動物の写真を撮るといった目的でもいいから、山を始めてみてはいかがですか。
低い山でも、いい山はいっぱいあるし…。

まわりに山をやっている人がいませんか?
写真メインで山に行く人でもいいかもしれません。
もしいるなら、そんな人に一緒に連れていってくれとたのんでみれば、
連れていってくれるんじゃないでしょうか?
ただ、ポイントは…、その相手が”面倒見のいい人”であることです!
下界で面倒見の悪い人は、山では間違いなく、更に面倒見は悪くなります!
快く連れていってくれる人がいればいいんですけどねぇ。

「自分の足で登って見る景色」は、その踏み出した分だけ、
見える世界が変わってくるような気がします。
僕にとっての山は、花梨さんにとっての旅と写真に相当するのかもしれません。
山って、すごくいいところですよ。(笑)
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-07 21:53
>かわせみさん、ふたたびこんにちは。
近頃の”歳取ったもん”は…、って感じです。(笑)
山において、中高年登山者、特に高年登山者のマナーはかなり悪いですね。
若者よりも、そういった連中の方が遥かに悪いと思います。
具体例は、この場ではあえて書きませんが…。

マナーの悪い登山者のことは、
ブログにさりげなく書いた方がいいんですかねぇ?
そしたら、毎回書かなきゃならない気がしてコワいんですが…。
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-07 21:59
>三束雨さん、こんにちは。
「天空の楽園、静かで良」いですよ!(笑)
尾瀬ケ原。尾瀬沼はきっとかなりの混雑だったと思うんですが、
アヤメ平周辺は、それから比べれば、まさに別世界!
僕がアヤメ平往復の間に見かけた人は、50人にも満たなかったと思います。
同じ山域とは思えません。
「たまには渋くこっちを歩いてみ」て下さい。
なかなかいいと思いますよ。
Commented by kawasemi104 at 2008-10-08 18:43
みたび、かわせみです。
西穂山荘もひどかったよ。団体ツアーのおばちゃん達は石鹸を使って歯磨きと洗顔をしてました。(怒)
当たり前のように平然と皆やっていたので、唖然としました。
ツアーガイドはそう言った事も教えるべきだよね。

いい山にする為にお互いチクチク行きましょう。
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-08 21:50
>かわせみさん、ふたたびこんにちは。
なるほど…。
やっぱり高年登山者はマナーの悪い人が多いのかもしれませんね。

一昨年、大キレットを通過した時なんか、俺の前の前の高年パーティは
何度も小さな落石を起こしていたので、俺の前の夫婦が注意したら、
「そんなこと言われてもしょうがないでしょ!」って逆ギレしてたとか…。
落石を起こさないように歩くのも技術、マナーのうちだし、
それに対して注意されたら逆ギレするなんて、登山者の風上にも置けません。
(この場合は岩稜上にも置けないと言った方が正しいか?笑)
そのオバヤンが起こした落石で我々が怪我したら、
一体どうするつもりだったんでしょう?
我々としては、業務上過失傷害での刑事責任と、
不法行為による民事責任を問うことは充分にできただろうけど…。
そんなことより、山で怪我なんかしたくないですよね。
ましてや、他人に起因する事故で…。

ツアーガイドもピンキリだから、そう言ったことも教えられないのかも…。

いい山…、俺にその手伝いができるかなぁ…。
山に行くと、若造が登ってるくらいの感じでナメた口を聞かれることが
かなり多いので…。
Commented by kawasemi104 at 2008-10-08 23:55
うまい!、座布団1枚。
そんなヤツら、岩稜の上には置けないね。(笑)
歳をとると他人の意見に素直に聞けなくなるからなぁ・・・おいらも気をつけようっと。
Commented by torajiro-joshu at 2008-10-09 21:19
>かわせみさん、こんにちは。
な〜んだ、1枚だけか…。(笑)

お互いに色々気をつけましょう。
by torajiro-joshu | 2008-10-04 22:51 | 山歩き | Comments(16)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu