寅次郎がゆく!

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二度と戻らない…、あの夏…。

今日も暑かった…。
ジリジリと暑い陽射しが俺を焦がした。
と同時に…、あの夏の日の記憶が…、
俺の胸をより一層焦がした…。




忘れはしない、8月9日がやってきた。
5年前の今日まで、愛犬ジュリアは確かに家にいた…。

あの日も今日と同じ位暑く、朝から猛暑といった感じだった。

朝起きると、ジュリアがハーハーしていて、苦しそうだった。
体温を下げてやろうと、扇風機の風をあててやっても
一向に楽そうにはならなかった。

あまりの暑さから?肺に水がたまったのかもしれなかった。

とりあえず様子をみて、昼頃まで待っても、よくならないようだったら、
かかりつけの獣医に行くことにした。

昼に家に電話をすると、母からは「よくならない」との答え。
俺は昼で仕事をあがらせてもらい、母と一緒に高崎の獣医に
向かった。

実は、このかかりつけの獣医、以前は伊勢崎で営業していた。
なので、その流れから、高崎に移転してもかかり続けていたのだった。

しかし、この縁というか?人とのつながりというか?(まあ、これが縁と
いうのかもしれないけれど…)そういったものを大事にしてきた
ウチの家族の信頼は、簡単にひねり潰される結果となる。

そのことは、今でも悔やみきれない…。
あの夏に戻れたら…と今でも強く思う。
そして、ジュリアが元気だったら…と…。

悪い噂は聞いていた…。

家の近所の人が、愛犬(マルチーズ)の歯石取りの為に、
午前中、その獣医に愛犬を連れていった。
麻酔をかけて歯石取りをするということだったので、
愛犬をあずけて、一旦帰宅したそうだ。
終わったら連絡をよこすわけだったらしいが、連絡がないので、
飼い主さんの方から電話をすると、「まだ麻酔がさめてません」という返事。
夕方になっても一向に連絡がないので、飼い主さんが再び電話をすると…、
「まだ麻酔が覚めてません」と同じ返事。
夜になってもまだ連絡はこなかったようです。
これはおかしい!と迎えにいくと…「死にました」とおそるべき返事…!

完全に医療ミス!
麻酔のミスだったのでしょう…。
それまで、そのマルチーズは元気だったんだから…。

でも、そんなミスが許されるわけはありません。
犬だって、大事な家族の一員なんだから…。

顛末はどうなったかわからないけれど、
特別に慰謝料を払うわけでもなく、すっとぼけたようだ。
そう。家にたいしてしたのと同じように…。
決して謝ることもなく…。

他にも、その獣医に関しての、悪い噂はいくつもきいていた。

けれど…、「人間も医者をコロコロ変えるのはイヤなもんだから、
悪い噂もあるけど、ずっとかかってきたんだし、
このままかかり続けよう」ということにして、
ウチでは獣医を変えないでいたのだった。

しかし…。

今になって思えば、高崎に移転したのは、
絶えない医療ミスの噂等があったからなのだろう…。

まあ、他に、獣医の近所の人の話ではもっとエグい噂が
あるけれど、これはかなりヤバい話なので伏せておきましょう。

本当に暑い日でした。
ハーハーいいつつも、車の好きなジュリアはなんとなく
ウキウキした感じにみえました。
そんなにヒドい容体には全くみえませんでした…。
母の胸に抱かれたジュリアの姿が忘れられません…。

その獣医の所に着くと、スタッフのおねーちゃんが可愛がって
くれるからでしょうか?ジュリアはスタスタと中に入っていきました。

獣医のはす向かいにある薬局では、「涙そうそう」が流れていました。
夏川りみさんのやさしい歌声を聞きながら、
この歌のように悲しいことになんかならないよなぁ…と
漠然と考えていました。

しかし、歩くジュリアを見たのは…その日が最後となりました…。

ジュリアは入院することになったのだった。

ちなみに、この獣医の方針として、
入院した犬・猫には会いにこないでくれ!とのことだった。
理由は、飼い主が会いにくると犬・猫が興奮してしまうから
ということだった。

その獣医しか知らないウチは、おかしいと思いつつも、
ジュリアが元気になるのだったら…とそのおかしな要求を
のむことになったのだった。

母と俺はジュリアの回復を信じていました。
父も妹も信じていました。

どんなにヒドい噂のある獣医でも全力を尽くす筈だと思っていました。
しかし…。

5年前の8月9日。
ジュリアの回復を願って、ただただ祈るだけの日が始まった。
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by torajiro-joshu | 2007-08-09 22:58 | 愛犬(パグ) | Comments(0)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


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