寅次郎がゆく!

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家の前で事故が起きた。

ハードなブレーキングに伴うスリップ音がするや否や、
乾いた大きな音が響き、遅れてそれよりも更に大きな音が
鳴り響き、日曜のノンビリとした朝を切り裂いた。




一度目の音では、近所で衝突が起きたかもしれない
程度の認識でしかなかったが、
二度目の音は明らかに家の前で起きたものと推測された。
音と音の間隔は一秒とない…。
大きな事故かもしれない…。

両親の部屋から、俺は急いで窓の下を見た。
二台の車が同方向を向いている。
でも、両車とも前が大破。


俺は階下に駆け下りた。
母が入口から入ってきた。
「事故だよ」
とりあえずは家族の事故ではないことがわかり、安心する。
居間にいた母は、音と共に煙が上がったので、
急いで外に飛び出たらしい。

交通法規を無視するカタチで鼻先を向けている車が
駐車中の俺の車の前に止まっていた。

「大丈夫ですか?救急車呼びますか?」
運転手に声をかける。
運転手と2才の子供は無事らしい。
「それよりも向こうの方が…」

垣根に突っ込むようなカタチで止まった軽自動車は
クラクションを鳴らしたまま…。
運転手のおばさんは苦痛で声にならない声をあげている。
「すぐに救急車を呼びます。待ってて下さい」

電話をしに家に入る途中、車内の母子にもう一度声をかける。
何故だか俺は子供を抱きかかえ、家へ。
子供は大丈夫そうだ。
子供を抱きかかえながら電話する。

救急車を待つ間にどんどん”やじうま”が出てくる。
どこにこんなに人がいたんだ…と思う位に。

重傷を負った気配のおばさんは大丈夫だろうか?
「救急車はすぐ来ます。もうちょっと待ってて下さい」、そう伝えにいった。
おばさんを動かしていいのか悪いのかわからず、伝えたのみだった。

その間にもどんどん”やじうま”は増えてゆく。
けれど、やじうまは何の役にもたたない。

とりあえず、俺と母は飛び散った車のパーツ等をか片付け始めた。
すると、二軒隣の家の主人も一緒になって片付け始めた。
けれど、やっぱりやじうまは役にたたない。

重傷のおばさん側では、青年が電話をしていた。
後で、彼も救急車の出動要請の電話をしていたのだと知る。

救急車がやってきて、おばさんを搬出する。
母子の母もおばさんを見つめる。
事故の状況を話しながら…。
「あの車が急に脇から飛び出してきて…」
「えっ…」 俺は驚いた。
斜め前の商店に停まっている車は確かに少し潰れている…。

つまり、商店から車が急に飛び出してきて、それを除けようとしたが
それも叶わず、横を押されるようなカタチで反対車線に飛び出してゆき、
そこに軽自動車のおばさんが来て、両車が正面衝突し、
軽自動車はスピンして反対車線側の垣根に突っ込んだらしい。

それにしても…。
俺は唖然とした。
商店から飛び出したジーサンは”やじうま”と同じく、ただ見ているだけ。

それを気が動転して…という風に弁護する人もあろう。
確かに動転したかもしれない。
けれど、事故の状況を見れば、当事者であろうとなかろうと、
第三者であろうとなかろうと、ケガ人を救うのが常識ではなかろうか?
本人がそういったことを思いつかなくても、
ジーサン、商店主夫妻、その息子、4人も免許持ってる人間がいて、
そんなこと思いつかないか!?
俺は唖然を通り越して憤然とした。

ジーサンはケーサツが来てもポケットに手をつっこんだまま。
さっきから”やじうま”のまんまの顔をしていた。
事故を招来した(と思われる)人の態度ではない気がした。
あいまいなことを言っていたのだろう。
ケーサツに怒られていた。

現場検証が終わり、
おばさんも母子も救急車で運ばれ、
事故車はレッカーで運ばれていった。
そして、やじうまはクモの子をちらすように消えていった。

飛び散った車のパーツやガラス片の片付けを、
事故の当事者の親族と共にやり、とりあえずは片付いた。

あとは軽自動車のおばさんが無事であってくれることを祈るばかりだ。
おばさんは完全に”もらい事故”のようですからね。

誰がいいとか悪いとか言う立場にはないが、
事故の当事者は適切な行動を取り、ケガ人がいたら助けましょうね。
自戒も込めて…。
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Commented by miz-zou at 2007-02-05 11:50
こんにちは
「月夜野閑話」にコメントありがとうございます。
まとめてずらっと、寅次郎さんのブログを拝見させていただきました。
コメントしたい記事がいっぱい!!
気になっていたお店「へー、おいしいんだ、今度行ってみよ」とか。
日本料理「たから」さんは、レコルト店主に
何度か連れて行ってもらってるぞ^^とか。

それから、この事故の記事もビックリ、ひどい話しですね。
そのもらい事故の女性が、たいした怪我でなければいいですが。

では、これからもどうぞよろしくお願いします。
Commented by takebow at 2007-02-05 16:18 x
これはビックリですね。しかも最低限の救急活動すらできない、そのオヤジ。何なんでしょうか?寅次郎さん、本当にご苦労さまでした。
Commented by torajiro-joshu at 2007-02-05 20:28
>みずぞうさん、こんにちは。
ようこそ。そしてコメントありがとうございます。
この何がメインだかわからなくなりつつある当ブログを読んでいただいたようで、誠にありがとうございます。
気になった記事があったら、コメントしてやって下さい。
ところで、「たから」に行かれたことがあるとはさすがです!
レコルトの姉妹とは「みずぞうさんという方のブログにお店のことが載ってましたね」なんて話したことありますよ。(←これじゃ、寅次郎の正体が特定できちゃいますね…。)

事故は…本当に凄かったです。新聞に載る程ではなかったので、最悪の事態は免れたのではないかと思っております。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Commented by torajiro-joshu at 2007-02-05 20:36
>takebowさん。
本当にビックリしました。
当事者が救護もせず傍観している姿にはハッキリ言ってムカつきました。
まあ、そういう人間もいるか…と残念に思いますが、それ以上におばさんがどうなったかが心配です。たいしたケガでなければいいのですが…。
ねぎらいの言葉ありがとうございます。でも、僕はたいしたことはやってないのですよ…。
by torajiro-joshu | 2007-02-04 22:54 | 一思案 | Comments(4)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu