寅次郎がゆく!

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はじめてのおつかい!? 〜4週連続船窪小屋〜(1日目)

今年の盆休み、5日間も船窪小屋で過ごした。
けれど、盆明けの土日も小屋は結構賑わうと
以前から船窪のお母さんにきいていたので、
仕事が通常通り休めたら、また来週も手伝いに
上がりますと伝えておいた。
果たして、休日はちゃんと取れることになり、
約束通り船窪小屋に行くことにして、その旨連絡した。

すると…。



生鮮野菜を少し歩荷してほしい!とのリクエスト。

正直言って、現状での自分の体力には疑問符がつく。
昨年の状態と比べれば、感覚的には昨年の60%の出来といった感じ。
ハッキリ言って、ダメなレベル。

そんな俺に、そう多くはないとは言え、個人装備の他に
生鮮野菜なんか歩荷できるか不安がよぎる。
しかし、これも手伝いの一つである。
自分の荷をいつもより軽量化し、野菜が入る大きさのザックに換え、
リクエストに応えることにする。

重くてキツければ、ゆっくり登ればいいんだし…。

小屋番さんから来たメールのお買い物リストには、以下のように記してあった。
『トマト10個 ニンジン10本 キュウリ10本 ピーマン5個入りを5袋お願いします』

正直、軽いのか重いのか、俺にはよくわからない。

う〜む…。
軽い重い云々より、トマトが潰れやしないか心配だ。
段ボールに入ったトマトを背負子で担ぐわけではないし…。

とりあえず、それらは大町の24時間スーパーで購入し、
新聞紙に包んで、潰れないようパッキングし、担ぐことにする。

盆休みに船窪小屋から帰るのに、山仲間のももっぱに渋川の駅まで
乗せてきてもらった。
ありがたいことである。

そのももっぱが今回は縦走で友達と船窪小屋に泊まると。
友達との待ち合わせは扇沢らしいが、同期日に同方向に行くので、
先週のお礼がてら、ももっぱを途中でピックアップしてく。

盆休みに船窪小屋に向かう時は麦酒さんと一緒。
今回はももっぱと一緒。
やはり、一人でのドライブではないと、
長距離運転のかったるさが軽減される。
今回も楽しくドライブしながら向かう。
少し眠かったけど…。(笑)

大町のスーパーで生鮮野菜を無事購入!?
ただ、ニンジンとキュウリが袋販売で、
どちらも12本になってしまった。
まぁ、でも、少ないよりはいいだろう。

それから、ももっぱを扇沢まで送る。
そこで、友達のイノッチさんを紹介される。
二人は、この日は平の小屋まで。
明日、針ノ木谷古道で船窪小屋まで来ると。
明日俺は早いうちに下山するつもりなので、
今回はもう会わないだろう。
お互いの健闘を祈り、俺は七倉へと向かう。

七倉の駐車場はそこそこ埋まっていた。
そこで丁寧にパッキング。
俺はトマトを新聞紙に一個一個包み、潰れないよう
ザックの一番上に入れた。
他の野菜もザックの上部に入れ、傷つかないようにした。

うん、重い!
いつもよりは当然重い。
けれど、なんとかなるでしょ。
テント泊で雲ノ平に行った時より軽い感じだし。
ただ…、七倉尾根って、いつ登ってもキツいけど…。

俺はいつもより意図的にペースを落として歩く。
心臓の調子に問いかけるように、なるべく心拍数を上げないように、
また変に下げないように歩く。

すると、いつもより荷物が重いんだから、当然キツい筈なのだが、
極端にキツいとかはない。
いや、むしろ、心拍数を徒に上げない効果があるのか!?
少し余裕がある感じ。
とはいえ、それでも汗ダラダラで、濡れ鼠みたいだけど…。
いつもそれなりに頑張っちゃうので、実は局面局面ではツラいと
感じることも少なくないんだけど、ペースをその日の体調にあわせ、
抑えめにすると如何に楽か、今更ながら知ることになる。

次回からはこれだな。

頑張り過ぎない!余裕を持つ!
それが大事!

予報では天気は良くない筈だが、意外にもっている。
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唐沢のぞきにて。

まだまだ天気は大丈夫。

途中、船窪小屋に宿泊すると思われる登山者を何人も抜いてゆく。
みんな結構キツそうだったが、女性三人組のパーティはめっちゃ元気だった。
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鼻付八丁にて。

意外にキツくないとはいえ、実際はちょっとキツい。
想定よりはキツくないというだけのことだ。

この辺、昨年よりも明らかにトレーニングが減っているということが
起因していると思う。
いやいや、正確にはトレーニング全くしてないという方が正しい…。

涼しくなってきたら、ちゃんとまたトレーニングしなきゃだな。

歩き出し、曇っていた空も、いつからか泣き始めた。
細かい雨が落ちてくる。
けれど、カッパを着るほどでもない。

天狗の庭まで漸く着くと、そこには…。

あれっ!おさんぽさん!
ああ!どうも!

よく顔を会わせる中だけど、こんな出会い方は初めて。

よく見ると、デカい荷物の前に座っている。
背負子に荷物を付けて、その外側に自分のザック。

なんと!石灰20kg!その他諸々のものと自分の荷物で、
ゆうに30kgは超えていると…!!!!!!!!

いやはや、どヘンタイです!
空身でもキツいであろう七倉尾根を、なんと!30kgオーバーの
荷物を背負って登ってくるとは…。
ホント、どヘンタイです!

俺なんか、その半分程度ですからね。(汗)

おさんぽさんと俺は同い年。
本当におさんぽさんは凄いと心から思いますね。
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30kg以上もの荷物を背負い、登るおさんぽさん。

いやはや、本当にどヘンタイ!
本当に凄いと思う。
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霧雨で煙るようなお花畑もなかなかです。

無事に俺は船窪小屋に着き、ザックから生野菜を取り出すと、
果たして、それらは全て無事でした。
トマトも全く潰れていなく、俺の初めてのおつかいは無事に終わりました。

とにかく、無事に歩荷できて良かった。

少ししておさんぽさんも到着。
いやはや、とにかくおつかれさまでした。

イマイチだった天気も徐々に徐々に回復気配。
同時に、周りの山々も徐々に徐々に顔を見せ始めました。
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北葛が夏の雲を背負って、その姿を見せ始めました。

天気イマイチの予報ながら、上に来たら、そんなに悪くはなかったという、
昨年の週末によくあったパターン。
イマイチな天気の中登ってきたお客さんには、嬉しい天気の変化だったと思う。

お茶会の時に、今年の夏のパターンとして、消灯時間頃には
星が出てなかったり少しだとしても、夜中は満天の星空が見られることが
多いと話したら、早速みなさんお茶会後に外に出てくれ、星空を見てくれた。

今日は消灯時間の頃から星空もやる気満々で、また月もやる気満々で、
姿をばっちり見せてくれた。
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槍の頭上には天の川。
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星と雷と町の灯りと打ち上げ花火の共演。
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人工衛星でしょうか?
それも写ってました。
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星空に抱かれた船窪小屋。

自分的には、今年最高の星空でした。
はじめてのおつかいをしたご褒美でしょうか?
とにかく、この日に登って良かった!



[コースタイム]
七倉(-/7:53)〜ベンチ(8:34)〜唐沢のぞき(8:56)〜岩小舎(9:16)〜
鼻付八丁(10:01)〜鼻付八丁上(10:18/10:22)〜天狗の庭(10:46/11:08)〜
船窪小屋(11:26/-)
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Commented by よしくに at 2015-09-18 18:12 x
初めてのお使い,お疲れさまでした
頼られるうれしさ、でもつらい ですよね

>頑張り過ぎない!余裕を持つ!
>それが大事!
私も気を着けないと、単独の時、つい飛ばしちゃてばてるんですよね
心拍数を感じて登る,楽に登る秘訣ですね

星空、実gとですね~
三脚もってったんですか?
手持ちじゃ難しいから

ここのところ、北アルプスでは天気に恵まれず
星座がわからないような星空見てないな~
素敵な夜でよかったですね
Commented by torajiro-joshu at 2015-09-18 20:47
★よしくにさん、こんにちは。
ありがとうございます。
そんなに凄く重いというほどのもんじゃなかったですけど、
初めての歩荷、どうなることかと思いましたが、
無事に荷揚げできて良かったです。

やはり、適度なペースで歩けると楽ですよね。
なかなかうまくいかないですけど…。

星空写真、小さい三脚使いました。
コンパクトなので、持ち運びもあまり苦になりませんでした。

よしくにさんも、次回山行では、満天の星空に出会えるといいですね!
by torajiro-joshu | 2015-08-22 23:59 | 山歩き | Comments(2)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu