寅次郎がゆく!

toragayuku.exblog.jp
ブログトップ

薬師岳(1日目)

去年、赤牛から間近に見た薬師。
そして、いつも船窪小屋から遠望する薬師。
それはそれは大きく、
近いうちに是非歩いてみたいと思うような山だった。

けれど、アプローチが悪く、またどうせ歩くなら、
薬師のみのピークハントではなく太郎平〜室堂と歩きたかったので、
三連休が必要だった。

今回、敬老の日三連休がうまく自分の休みと重なったので、
遂に行ってみることにする。

まぁ、それはいいとして、立山方面の山は、
ウチからだと交通費がえらくかかる。

一回の山行で25000円程度もかかるのだ。

これじゃあ、1シーズンにそうそう何度も行けないよな…。

今シーズン2回目の室堂。
一ヶ月前のお盆の頃より、明らかに空気が冷たくなっている。
秋がもうすぐそこに来ているような気がした。
a0094280_1428522.jpg

明らかに、草の色は秋の訪れを告げている。

雲が多めで、周りの山々は見えないが、
涼しくて歩き易い。




とはいえ、玉殿の湧水で水を5リッターも汲んだ為、
ザックが結構重くなった。

二泊三日の小屋泊まりの山行で15kgを軽くオーバー…。
盆休みの室堂〜仙人池〜欅平より重い…。
これじゃあ、軽いテント泊とたいして変わらんような…。

何してんだろ!?俺…と思うが、
明朝自炊して、少なくとも翌日のスゴ乗越小屋までは
水をもたせたいとなると、やはり、これくらい担ぐことは
必要に思えた。

今年一番重い荷物を背負い、先ずは浄土山へ…。

プチ迷路のような室堂の、意外に歩き難い石畳の道を
観光客と思しき人々に混じって歩く。
a0094280_14281648.jpg

浄土山への取り付きを少し登ると、室堂が見渡せた。
みくりが池もちょっと見える。

あの温泉にもいつか泊まってみたいなぁ…。

時間がそれほど早くない為、登る人はそれほど多くない。
いや、もしかしたら、それが浄土山だからであって、
雄山方面は人で溢れているかもしれない。

静かな山歩きを楽しむ。

どこが頂上だかよくわからない浄土山に到着。
ウロウロした後、五色方面に向かう。
a0094280_14282380.jpg

向こうに見えるピークは龍王岳!?

そっち方面に歩いてゆくと、手前には富山大学の立山研究所があり、
そこでは多くの登山者が弁当を広げていた。
a0094280_14283156.jpg

振り返ると、雲の切れ間に雄山が見えた。

休憩はせず、龍王の頂上に向かう。
a0094280_14284487.jpg

龍王岳。

狭い頂上には、二人の登山者。
精悍な男性と若い女性。
精悍は男性はKさんといい、立山の遭対協の方。
えらくカッコいい!

どうりで、無駄のない体してる筈だ。
あのくらいの年になった時、俺もあんな体でいたいなぁ。

彼らと頂上で少しだけ話をする。

さっきまで好展望だったとか…。

まぁ、致し方あるまい。
昼過ぎだもんね…。

どこに行くのか訊かれ、薬師と答えると、
では、スゴの小屋に知り合いがいるからよろしく伝えておいて!と言われ、
写真に彼らの姿をおさめ、そのメッセージをあずかる。

急遽メッセンジャーとなった。
これは重要な役割だ!
しっかり任務を遂行せねば!
なんて重くは考えないけど、スゴの小屋番さんに
ちゃんと伝えられたらなぁと思う。

Kさんらといつの日かの再会を願い、五色方面へ…。
a0094280_14285383.jpg

いつも船窪から見る鬼岳はすぐそこ。

龍王、鬼、獅子の、勇ましい名前の三山。

さすがに名前の通り、登山者をあまり寄せ付けず!?
ピークとして一般登山道に組み込まれているのは、
唯一獅子岳のみのようだ。
a0094280_142943.jpg

山腹を縫う道は、一ノ越から東一ノ越へと続く道のようだ。
a0094280_14291123.jpg

鬼岳東面。

なんとな〜く登れそうな気がするんだけど、
鬼岳には登れないんだろか?
晴れならば、その道を探そうと思ったけど、
ガスっているので、あっさりスルーする。
a0094280_14292013.jpg

まだ高山植物が咲いていて、真っ白な世界に彩りをくれる。
a0094280_14292816.jpg

獅子岳頂上。

何も見えず…。

腹が空いたので、行動食をちょっと口にする。

真っ白な中を下る。

富山側からの風が冷たい。

とはいえ、歩いている登山者はみんなジャケットを羽織っているのに、
俺はアンダーと長Tのみだもんな。
そりゃあ、少し肌寒いだろうな…。
a0094280_14293618.jpg

ザラ峠。

ザラ峠と言えば、佐々成政、針ノ木谷。
針ノ木谷と言えば、我らが愛する船窪小屋のお父さんやお母さん、
船窪小屋ボランティアの諸先輩が復活させた針ノ木谷古道だ!

ただ…、この日は何も見えず、そのせいなのか?
深い感動もなかった。

止まっていると、富山側からの冷たい風を受けるので、
それどころではなかったというのが、もしかしたら本当のとこかも。

ならば、ジャケット着ろよ!という話かもしれないけど…。

でも、動いてれば寒くなかったので…。

期待していた立山カルデラも見えない。

う〜む…。
残念…。
a0094280_14294527.jpg

「ファイト」!

木道が現れる。
五色が近いことを感じさせる。
a0094280_14295278.jpg

大草原の小さな家みたいな雰囲気で、五色ヶ原山荘が姿を現す。

写真で見ただけだけど、晴れたら、ここは綺麗なとこなんだよなぁ…。
晴れないかなぁ…。

しかし、この後晴れることはなく、むしろ夕方雨が降るという有様だった…。
a0094280_14295965.jpg

夕食はなかなかに豪華。

腹いっぱい食べた。(笑)

夕食後、なぜかほとんどの登山者がすぐに寝てしまったようだが、
地元富山の人や大阪の若い夫婦、そして、この後何度も顔を会わせる
ことになる長期縦走の人と、消灯前まで楽しく話していた。

さて、明日はアップダウンも多く、長丁場。
晴れることを祈るのみ。

去年歩いた赤牛を間近で見たい!



[コースタイム]
室堂(-/11:03)〜浄土山(11:45)〜富山大学立山研究所(11:55)〜
龍王岳(12:04/12:13)〜鬼岳東面(12:36)〜獅子岳(13:02/13:10)〜
ザラ峠(13:38)〜五色ヶ原山荘(14:05/-)
[PR]
by torajiro-joshu | 2014-09-13 23:59 | 山歩き | Comments(0)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu