寅次郎がゆく!

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笠ヶ岳〜南岳縦走(1日目) 2/2

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サヨナラ

サヨナラって、なんだか切ない。
マタネ!とかキヲツケテ!にしてくんないかな。

ラーメンを食らい、山仲間にライブ写メを送ったりした後、出発。

双六小屋までは、コースタイムで未だ5時間近くもある…。
本日の宿は、まだまだ遠い。

夏ならば、自分的にはもう上がっちゃってもいいくらいだけど、
秋の日の好天、そして、明日、久々に南岳に行って、
獅子鼻からの展望を望む為には、今日頑張らねばなるまい。

単独行だし、もし痛い思いをするとしたら、
それは自分だけだから、まぁ、いいでしょう。

なんて言いつつも、遅くとも16時に小屋に着くように頑張る。





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ハイマツの緑に覆われた稜線が美しい。

天気もよく、楽しい雲上散歩である。

振り返れば…、
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笠がカッコいい!

抜戸分岐を過ぎ、あれっ!?抜戸のピークは…!?と思い始めた頃、
抜戸ピークにほぼダイレクトに登るルートに遭遇。

あんまり人が登らないのか!?ちと歩き難そうだったが、
ザックをデポし、空身で登ってゆく。

予想通り、ハイマツの根や浮き石で、少し歩き難いルートだった。
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抜戸岳頂上。

いいじゃないですか!
眺めいいし、人も全然いないし…。

みんな笠目当てで、ここにはこないのでしょうか?

さっさと登り、さっさと下山。

ザックをデポした場所に戻ると、双六方面から来た登山者が
なんだか思案してる様子。

抜戸のピークは意外にいいとお勧めすると、あとから来たパーティと
ほぼ一緒に登っていった。

この時、おじさんにどこに行くのか訊かれる。
双六小屋と答えると、3時間で行けるよ!と…。

そうか…、あと3時間か…。
やっぱ、4時前後…!?

雲が出始めたが、相変わらず、いい天気。
楽しく歩く。

とは言え、なんとなく、調子イマイチ。
体にキレがないというか…。
やっぱ、睡眠不足だろうか?
赤牛山行の時は大丈夫だったのに…。

まぁ、でも、あれはパーティ山行。
しかも、リーダー的立場だから気も張っていたし、
眠れずとも、しっかり横にはなれてたからなぁ…。

しばらく雲上散歩を楽しんでいくと…。
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オロッ…。
あんな下るんだ…。
わかってはいたけど…。

標高とともに、テンションも下がる思い…。

しかーし…、
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いい色!いい色!いい感じに黄色くなってる!

ここでテンションが上がり始める。
↑俺、単純だな…。(汗)

まぁ、いいや。
人は嬉しい時には嬉しいと素直に思えた方がいいのだ!
楽しい時には楽しいと素直に思えた方がいいのだ!
好きなものは好きでいいのだ!
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雲は出ちゃったけど、槍〜穂の稜線が今の方がセクシーで、いい感じ。(笑)
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そして、さっきの黄色い彩りも、とてもいい感じ!

いや〜!やっぱ、来て良かったよ。
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秩父岩!?がカッコいいぜ!
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秩父平も雰囲気いいぜ!

時間があれば、ここでまったりしたかった…。

しかし、そんな時間はない。
お〜!とか、綺麗!とか、時折声に出しつつ、独り歩く。

そういや、抜戸岳付近で人に会った以来、誰とも会ってない気が…。
メジャーなとこからちょっと離れただけなのに、
静かな山歩きが楽しめ、なかなかいいとこだな。
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秩父平より秩父岩!?

なんだか、結構迫力ある!
こんな景色見られるとは思わなかっただけに、
なんか得した感じ。
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大分雲が出てきて、寒そうになってきた。

実際は、それほどでもないけど…。
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目指す双六小屋はまだまだ遠い。
鷲羽もちょこっと見える。

双六小屋までアップダウンも結構あるな…。

弓折岳手前の大ノマ乗越でちょっと休憩。
そして、小屋に、今更ながら予約の電話を入れる。
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弓折岳付近から右に目を遣ると、鏡平が…。

良さそうな雰囲気!
今日ならば、鏡池に映る槍〜穂が見えたろうなぁ。
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弓折乗越から槍ヶ岳はもう見えず…。

西鎌尾根は見えたり、見えなくなったり…。

ここから双六小屋までも細かなアップダウンがあり、
そして、結構長い。

幾分涼しくなった中、小屋を目指し、最後の一踏ん張り。
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今夏歩いた鷲羽、そして、竹村新道。

懐かしい…。
本当に不思議なんだが、遥か昔のことのように思える。
だから、ひたすら懐かしいのだ。
不思議やね。

双六小屋には16時前に着いた。
そこは、そこそこの賑わいを見せていた。

部屋に荷物を運び入れ、とりあえず生ビール。
談話室で登山者達と話す。

長期山行で、蓮華温泉から西穂まで歩くおねーさんがいて、
楽しく話を聞かせてもらった。

いつも思うのだが、長期山行してる人って、みんな話が面白い。
なんなんだろう?
山にドップリつかってるからこそ出せる味わいのような
ものがあるのかな?
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お楽しみの夕食。

揚げたての天ぷらメインの夕食は、とてもウマかった。

夕食後、再び談話室へ。
みんな、楽しそうに山の話をしている。

おねーさんに、羨まし過ぎる長期山行の話の続きを聞き、
俺もいつか…と思ったり、思わなかったり…。←って、どっちだ!?

休みが取れたら、それはしたいけど、現実には無理だろうなぁ。
体力付けてスピード山行にして、人が二泊三日で歩くコースを
一泊二日で…ってやって、細切れで色んなとこを歩くってのが
現実なんだと思う。
そう思うと、ちょっぴり悲しくなった。

寝る前に、夜空を見に、外に出た。
小屋の灯りが明るく、イマイチ星が綺麗に見えなかった。
けれど、空一面に星が広がっているのはわかった。
明日の夜明け前の楽しみにしよう。

本日はなかなかのロングコース。
出発が遅かったせいもあり、また体にキレがなく、
双六小屋まで来れるか不安になった時もあった。
けれど、なんとか来れたおかげで、明日の楽しみが広がった。
明日は、未だ歩いたことない西鎌を歩く。
その後、南岳小屋近くの獅子鼻まで行って、そこから穂高を眺める。
そして、下山だ。
楽しみ〜!
またもロングコースだけど…。



[コースタイム]
鍋平駐車場(-/5:53)〜新穂高バスターミナル(6:32/6:34)〜
ゲート(6:42/6:45)〜笠新道入口(7:19/7:23)〜杓子平(9:20/9:35)〜
抜戸分岐(10:28)〜笠ヶ岳山荘(11:17/11:20)〜
笠ヶ岳(11:29/11:38)〜笠ヶ岳山荘(11:44/12:18)〜抜戸分岐(12:57)〜
[抜戸直下より抜戸岳往復(13:03/13:11)]〜
大ノマ岳(14:15)〜大ノマ乗越(14:32/14:42)〜弓折岳(14:55)〜
弓折分岐(15:02)〜双六小屋(15:41/-)
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Commented by よしくに at 2013-10-09 06:35 x
無事目的地到着、お疲れ様でした
笠は逆こーっすで登りました、抜とから笠につながる弓なりの稜線
とっても気持ちいい稜線だったのを思い出しました
テン泊したので、笠新道を登る気にはなれませんでしたよ(笑)

双六の揚げたてのテンプラは、実にうまいですね
ボリュームもありますしね
双六から槍への登り、楽しみにしてます
未だ歩いてないので
Commented by でん at 2013-10-09 11:42 x
そうですね~、夏ならバテテしまうでしょうけど
気温が低いとこうも違うのかと私も実感しました。
私は立山・剱をずっと見ながら歩いていましたが
寅次郎さんは槍を見ながら歩いていたんですね(^^)
終日、これだけ天気のいい日に歩けたのはとても良かったです。
Commented by torajiro-joshu at 2013-10-09 19:38
★よしくにさん、こんにちは。
ありがとうございます。
結構長いコースでした…。

笠新道、なかなか急ですね。
でも、新道の中では歩き易いコースですね。
自分的には、柏原新道の次に歩き易いと思えたルートでした。

双六小屋、想像以上に快適でした。
また泊まってもいいな!と思える小屋でした。

続きは…、頑張ります。
連休前には仕上がらないかもしんないけど…。
Commented by torajiro-joshu at 2013-10-09 19:41
★でんさん、こんにちは。
そちらも好天だったようで、本当に良かったです。

やはり、気温が高くないと楽ですね。
比較にはならんでしょうけど、
先日の大小山では俺死にましたもん。

とりあえず、俺もロングコース頑張ってみました!
狙ったわけじゃないですけど…。
by torajiro-joshu | 2013-09-28 23:59 | 山歩き | Comments(4)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


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