寅次郎がゆく!

toragayuku.exblog.jp
ブログトップ

台風接近間近!?船窪小屋へ (3日目)

台風が近付いている。
前夜から断続的に降る雨は、夜中に本降りとなった。

それでも、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返し、
強く吹く風は谷間の雲を飛ばす。
a0094280_11455974.jpg

船窪岳が息苦しそうに姿を見せた。

不動岳も時折姿を見せ、
天気が早くに好転するのではないかと期待させた。



のろのろとした動きで日本列島に近付く台風。
その影響を強く受ける前に下山するか…、
それともその後にするか…。
判断に迷う。

今日は七倉に下山するだけ。
悪条件とはいえ、天狗の庭までの稜線上の道を凌げば、
あとは樹林帯歩きと言っても良い。
2時間半もあれば下れるだろう。

けれど、風雨ともに強い中での下山は避けたい。
どちらかが弱まったタイミングで下山することにする。

登山客の方々は早々と下山していった。

希望的観測ながら、10時くらいに風雨が弱まるのではないかと思っていたが、
それは全く外れ、その時間は更に凶暴度を増していった。

停滞する登山者、出るタイミングを見計らう登山者の方と
窓の外を見つめる。

船窪ボランティアの仲間は、それぞれの帰宅に合わせ、
それぞれ下山していった。

俺はリミットを12時と考えていた。
最悪14時…。

その希望的観測通り、12時過ぎに風雨ともに少し弱まった。
そこで出発を決意。

小屋のスタッフとお客さんに見送られ、下山開始。

実際歩いてみると、そこそこ風は強いものの、案外大丈夫。
空っ風の強い中生活してる上州人からすれば、
たいしたことのないレベルになってた。
a0094280_1146637.jpg

お花畑の草木は、じっと風雨を凌いでる感じ。

よく見れば、登ってきた時よりも、草木が黄色や紅に
染まってきているような気がした。
a0094280_11461331.jpg

天狗の庭を下に見るピークの辺りに来ると、
前方に山の肩の辺りが見え始めた。
a0094280_11461991.jpg

足元に目を遣ると、雷鳥が一羽。

写真を撮ろうと思うものの、じっとしていてくれる筈もなく、
なんだかなぁの写真しか撮れなかった。
a0094280_11462539.jpg

天狗の庭からは高瀬ダムが見えた!

結局、ここでは行きも帰りも天気には恵まれなかった…。
けど、いいさ。
また来るぜ!

ここまで来れば、こっちのもの。
樹林帯歩きだ。
多少の風雨は凌げよう。

木の根によるスリップに細心の注意をはらいながら下る。
a0094280_11463113.jpg

鼻付八丁。

急な下りを無難に下り、ちょいと安心。
とはいえ、これからも決して気は抜けない。

集中力を切らさずに下ってゆく。
a0094280_11463743.jpg

岩小舎。

この辺りまで来ると、かなり風雨が弱まってきた。
あと1時間出発を遅らせば良かったかなと、ちょっぴり後悔。
とはいえ、上の方はわからない。
あのタイミングがベストだったのだと思うことにする。
a0094280_1146433.jpg

唐沢のぞきからも、当然何も見えない。

雨の中、下山後の温泉を楽しみに、黙々と下ってゆく。

下山後、参考までに、天狗の庭からの歩行タイムを見てみる。

あれっ!?
意外に速い!悪条件なのに…。
今迄で最速の70分だった(休憩除く)。

ちなみに、自分のメモとしての整理をしておくと、
前回…75分。
前々回…75分。

どうも、いっつもほとんど同じタイムで歩いているのが気になるとこだが、
まぁ、こんなものなのかもしれない…。

なかなか速くならないのは悲しいが、
1回目、2回目と全くの同タイムというのは、
なんだか笑える。

それより、自分的には悪条件で今迄で最速というのには驚いた。
そして、いつもは出る膝の痛みが少しも出なかったことに驚いた。

タイムこそそれほど変わらないけど、足の痛みとかが出なくなったのが、
一夏を越えた山歩きの成果と、日常トレーニングのそれなのではないかと
いう結論に、勝手に達した。

こんな風に歩けるよう、これからもちゃんとトレーニングしよう。

今回、台風接近間近!?の中、船窪小屋に向かった。
最終日が悪かったくらいで、2日目はそれほど悪いというほどでもなく、
かなり楽しめた気がする。
運が良かっただけかもしれないけど、山の天気なんて、
実際行ってみなきゃわからんもんだなと感じた。
その感じ方は人それぞれだし、なんとも言えない部分はあると思うけど…。
無理をしないのが一番だから、これからも突っ込むことは、
他の山域に…、自分的にはないけど、
船窪小屋は、ある意味、自分の庭に近付きつつあるので、
ちょっとくらいの悪条件なら、また行ってみてもいいのかと思っている。

台風が去るのを待つ間、
船窪小屋のお父さんの、登山道整備にかける熱い思いをきくことができた。

山小屋で食べていってるんだから、登山道を整備して、
登山者が安全に歩けるようにするのは当たり前だ。
利益とか儲けとか言う話じゃない。
それが持ち出しになっても…。

そんな内容だった。(一言一句正確には記憶してないけど…。)

胸が熱くなった。
本当の山男はカッコいいと、心から思った。

それを聞いて、俺は、もうちょっと、
俺の力なんか本当に微々たるもんだけど、
船窪小屋のお父さんの想いを具現化、
共有化できたらと思った。

今回も貴重なお話を聞いたり、
体験ができたことに感謝せずにいられない。

船窪ボランティアでは、自分は若手なので、
これからはもうちょっと力になれたらいいなと思う。



[コースタイム]
船窪小屋(-/12:12)〜天狗の庭(12:27)〜鼻付八丁(12:43)〜
岩小舎(13:01/13:07)〜唐沢のぞき(13:16)〜七倉(13:43/-)
[PR]
Commented by でん at 2013-09-27 10:58 x
いつまでも雲の流れを見ていても飽きないほど目まぐるしいのでしょうね。
頻繁に行くからこそ見られる景色なのかもしれないですね。
私でも大小山なら雨が降りそうな天気や雨の直後など行きたい気持ちにかられますから。
こんな天気のときでもボランティアの方々は活動してるんですね(@_@)
Commented by よしくに at 2013-09-27 18:22 x
熱い思い、伝わってきました
きちんと手入れされた登山道を歩くとき、感謝の念に駆られます
そのお手伝いをするのも素敵ですね

山は、確かに行ってみないと分からないことがありますね
もちろん無理は禁物ですが

お疲れ様でした
Commented by torajiro-joshu at 2013-09-27 20:16
★でんさん、こんにちは。
最終日はよくなかったですけど、
2日目はめまぐるしく変わる空が楽しかったですよ。

コアなボランティアの人は、本当に凄いですよ。
ほぼ毎週行ってんじゃないかと思うくらいです。
Commented by torajiro-joshu at 2013-09-27 20:20
★よしくにさん、こんにちは。
ありがとうございます。

船窪小屋は、お父さん、お母さんはじめ、
スタッフも魅力的で、また、ボランティアの人も
魅力的な人ばかりで、本当にいいところだと思います。

ボランティア・スタッフに加わることができて、
俺は幸運でした。

山の天気は、行ったとこ勝負みたいなとこはありますよね。
色々難しいですよね。
by torajiro-joshu | 2013-09-16 23:59 | 山歩き | Comments(4)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu