寅次郎がゆく!

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船窪小屋へ…。(1日目)

夜中の2時過ぎに七倉の駐車場に着いた。

そこはかなりの車で埋め尽くされていた。

空いてるスペースに車を停車し、
寝酒に軽く一杯やってから就寝。

5時前に目覚めたが、睡眠不足の為か、頭が痛い。

本日は船窪小屋のボランティア活動が目的の登山。

睡眠不足で動けないなんていうのは情けないので、
もうちょっと寝てからとも思ったが、寝れるわけもなく、
準備をすることにする。

登山届けを提出すると、そこのおじさんに、
「去年も来たよね?」と言われる。
正直言って、俺はそんなに憶えてなかったが、
どうやらおじさんは俺のことを憶えてくれていたらしい。
すごい記憶力だ!

軽く話をしてから、出発することにする。

今日は、船窪小屋まで登った後、おそらく針ノ木谷まで下りて、
登山道脇の草刈り作業があると思われる。
つまり、小屋がゴールではないので、体力温存の為、
いつもより抑えめに入る。

とは言え、七倉尾根はかなり険しい急登。
いきなり、初っ端からキツい登りを強いられる。

個人的感想だが、ここの尾根はブナ立尾根、
合戦尾根よりキツいと思う。
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蒸し暑い樹林帯の中をゆく。

本当にすごく蒸し暑く、かなりキツい。
袖口から汗が飛び散るくらいに汗を
かきながら登ってゆく。



以前も休憩した岩小舎を目指し、ひたすら歩く。

岩小舎にて、参考までにタイムを見る。
あれっ!?意外に速い。

特別とばしたわけではないが、前2回よりも早く歩いていた。
これが、以前歩いたことあるから速いのか?荷物の軽量化が功を奏し速いのか?
それとも、体力がアップした結果速いのか?気になるとこだが…。

理由を考えながらも歩いてゆく。
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鼻突八丁。

これまでも結構急だが、この鼻突八丁から先は更に急になる。

それでもボランティアのメンバーにより、よく整備されているので、
歩き難くはないと思う。

厳しい登りを越え、頭上が明るく開けてくると、
天狗の庭はもうすぐ。

展望を期待しながら、登る。
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天狗の庭。

しかし…、予報に反し、生憎の曇天で、谷を経てすぐ向こうの山々でさえ、
ロクに見えない…。

後から来た登山者と話ながらゆっくり休んで、雲が飛ぶのを待った。
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すると、漸く烏帽子が姿を見せた!

しかし、それ以上はロクに見えず…。
なので、小屋に向かうことにする。
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お花畑のある道。
ここまで来れば、船窪小屋は近い。

北葛岳が見える程度で、蓮華岳は見えない。
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チングルマが咲いていた。

天気イマイチなれど、雲上散歩を楽しむ。

小屋に着くと、懐かしい顔がいっぱい。

道しるべの会の総会の時に一緒に最後まで飲んで盛り上がった
同級のおさんぽさん、T会長、Fさん、スタッフのNさん、
そして、船窪のお父さん、お母さん。
初めて会う、今年の小屋番のしのぶさんとさとみさんにも挨拶。

誰もが笑顔。
我が家に帰ってきたような安心感を感じる。

小屋で少し休んだ後、本日の目的の針ノ木谷古道の草刈りをする為に、
針ノ木谷へと下りてゆく。

本日のメンバーはおさんぽさんと俺の二人。
ついていけるか、ちと不安…。

なぜなら…。
おさんぽさん、俺とは同級だけど、超ド級のヘンタイ!(笑)

黒戸尾根日帰りでも凄いと言われるのに、
なんと!!!おさんぽさんは、黒戸から甲斐駒に登り、
北沢峠に下山し、仙丈ヶ岳に登り、更にはそのルートを戻り、
日帰り往復したというのだ!!!

完全に超ド級のヘンタイです…。(←褒め言葉です!笑)

こんなすげーことする登山者は、俺は、あと一人しか知らない。
いずれにせよ、健脚のレベルを遥かに超えてます。

そんな人とだから、俺がついていけるか不安になるのもおかしくないでしょう。
でも、気を遣っていただいたようで、なんとかなりましたが…。

針ノ木谷の出合に下りると、水量は、昨年9月よりは多めだった。

何度か徒渉し、作業現場へ。
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高巻き道の手前辺から船窪方面に戻りつつ、作業します。

その前に、船窪小屋特製のおにぎりをいただく。
とてもウマかった〜!

栄養を補給し、草刈りへ。
と、その前に、渡渉点を間違え谷に下りていった人が先日いたらしく、
そういった道迷いがないようにとマーキング作業をしていきます。
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以前、山渓か何かで見た大きな岩。

なかなかの迫力です。

登山道及び、その脇の草刈りをしながら、出合へと戻ります。
草の下には石も多くあり、鎌の刃がこぼれぬよう気を遣いながら作業します。

登山道を歩くだけの立場から、今回初めてそこを整備する側に立って、
強く思ったことがあります。

本当にありがたいと。
整備してくれる人がいるおかげで、安全且つ快適に歩けるのだと。

それは心の中では今までもわかっていたつもりです。
けれど、実際作業をしてみて、心からそのありがたみを
感じることができました。

本当にありがたい。
そして、こんな作業をされてきた人々、先輩方に
感謝せずにはいられませんでした。

そんなことを思いながら、おさんぽさんと楽しみつつ作業しました。

出合までの作業を終えた後は、小屋に向けて登り返します。
小屋まで凡そ600mの標高差。
今日だけでも累積登高距離は2000m以上だろうから、
なかなかハードな一日です。

それでも、おさんぽさんと色々話しながら、
楽しみつつ小屋へと戻ります。
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小屋はもうすぐ。

俺達の姿を発見してくれたスタッフが小屋の鐘を鳴らしてくれ、
迎えてくれた。

正直、とても嬉しかった。
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標高の高めのところは今日は雲が多かったけれど、
夕方になり、槍が姿を現し始めた。

その姿を暫し見入った。
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夕食

お客さんの夕食が済んだ後、スタッフみんなで囲炉裏端で食事。

同じ料理ではあるけれど、お客としていただいた時と
一味違うウマさが心に沁みた。

夕食後は恒例のお茶会。
全国から集まった山好きのみなさんと、楽しい一時を過ごした。

宿泊客が定員丁度だった為、囲炉裏端にシュラフで寝る。
囲炉裏マニアの俺には、かえって嬉しいことだった。
まぁ、囲炉裏に火は入ってなかったけれど…。

本日はなかなかハードではあったけれど、
本当に貴重な、色々と勉強になる一日だった。

明日の好天を願い、眠りにつく。



[コースタイム]
七倉(-/6:05)〜岩小舎(7:11/7:21)〜天狗の庭(8:17/9:01)〜
船窪小屋(9:21/-)
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Commented by よしくに at 2013-08-14 06:03 x
お帰りなさい
そして
お疲れさまでした
昨年に続いてのボランイェィア登山だったのですね
すばらしい!!尊敬しちゃいます
整備された道を歩かせていただいて
そのありがたさは、何時も感じてます
ガスの濃いときのマーキングのありがたさ
下草がきれいに刈られているありがたさ
私も、少しは役に立ちたいと思うことはありますが
実際に行動に移すことはできずにいます
虎次郎さんが手を加えた道
益々歩いてみたくなりました

小屋によっては、もう二度と泊まらない
と思った小屋もありますが
その要因はやはり人ですね
船窪小屋 素晴らしい人たちが集まる小屋
とっても魅力を感じてます
Commented by torajiro-joshu at 2013-08-15 00:52
★よしくにさん、こんにちは。
ありがとうございます。

ボランティア登山というか…、草刈り等は今回初でした。

今までも、感謝の気持ちを持ちつつ歩いていましたが、
実際に自分がやってみると、その大変さがよくわかり、
今までよりも深い感謝の気持ちをもって、山歩きができそうです。

船窪小屋、本当に素敵な小屋です。
そしてそこに来る登山者も魅力的な人が多い気がします。
よしくにさんも是非いつか…。
by torajiro-joshu | 2013-08-10 23:59 | 山歩き | Comments(2)

私、寅次郎の好きな山、温泉、食べ歩き、愛犬(パグ)等に関して気ままに綴っていきます。


by torajiro-joshu